名優達が存分に力を見せつける

結局ラブストーリーなんだろうけど、最近よくありがちな、恋愛話が前面に&ウザイくらいに、押し出す作品では無く良かった。

淡々とした中で、さりげなく2人が愛を確かめるラストシーンは最高。山田監督は非常に有名な監督だけど、こう改めて見れば、何故これほど人気が高いのかが、分かったような気がする。

また周りも、笹野高史、桃井かおり等実力派ばかりで、さらにリアルな当時の様子や人間関係が伝わり、さすが!と思う。

桃井かおりさんの「こういうお節介な人いる」そう思わせる、リアルな演技はすげえ。

笹野さんの下男役が夫婦の陰口を言ってたけど、封建社会で身分下の者が上の者へ文句言ったりする事あったんかな?

何となく「命を懸けてお仕えします」イメージがあるからさ。まあ、一般庶民に近いところでは関係無いね。